8月19日、畳製作の技能検定が行われ、今年3月に東京都畳高等職業訓練校を卒業した3名が、2級の実技試験に挑戦しました。
この3名は、卒業時に行われた「技能照査」に合格しており、現在は「2級技能士補」の資格を取得しています。そのため、今回の技能検定では実技試験のみの受験となり、学科試験は免除されます。
一方、一般枠で受験する場合は、実技試験と学科試験の両方に合格する必要があります。
3月に訓練校を卒業してからは、在校中のように毎週、手作業の授業があるわけではありません。それぞれ仕事をしながら、今回の試験に向けて練習を重ねてきたことと思います。
技能検定は正式な国家検定ですから、普段の練習とは違い、試験当日はきっと緊張したことでしょう。
指導する立場としては、まずは3人とも怪我なく試験を終え、これまで積み重ねてきた練習の成果を十分に発揮してくれることを願っています。
合否の結果が出るのは秋ごろになると思いますが、もし合格したとしても、2級技能士という資格が、ただ名刺に書くためだけのものにならないことを願っています。
畳職人の中には、技能士の資格を持たずに長年仕事を続けている職人もいます。もちろん、資格を持っていることだけで職人としての技量が決まるわけではなく、日々の仕事の積み重ねによって培われる技術や経験も大切だと思います。
それでも、あえて技能検定に挑戦し、自分の技術を試そうとする気持ちは大切だと思います。
今回の挑戦を一つの区切りとして、合格後も日々の仕事の中で技術を磨き続け、「2級技能士」という資格にふさわしい職人へと成長し、いずれは「1級技能士」にも挑戦してほしいと思います。
そして、この経験がこれから畳職人として歩んでいく3人にとって、大きな糧になってくれればと思います。
3人とも、本当にお疲れさまでした。(公的な試験なので、写真は控えます)

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