会場正面に設置された「匠」モニュメント。畳・建具・板金・かわらぶき・フラワー装飾等の技術が融合した見応えある作品です。(上写真)
7月25日から28日まで東京都立産業貿易センター浜松町館で開催された『伝統と革新 ものづくり・匠の技の祭典2025』に、東京都畳高等職業訓練校として出店してきました。
当日は、1年生から3年生までの訓練生たちによる畳の作品展示とあわせて、来場された皆さまに「畳縁(たたみべり)」を使ったくるみボタン製作体験を楽しんでいただきました。
初日からたくさんの方にご来場いただき、くるみボタン体験は連日200名近くの方々にご参加いただく盛況ぶり。思い思いのデザインで自分だけのくるみボタンづくりに挑戦してくれました。夏休み中ということもあり、親子連れの方も多く、なかにはお母さまと一緒に2歳のお子さんが体験される姿もありました。小さな手で作る姿に、会場も思わずほっこり。畳という伝統素材の魅力を多くの方に知っていただく貴重な機会となりました。(下写真)

また、職種は違えど“ものづくり”の現場で働く親子の方々とも出会い、職人としての心構えや技術の継承について、非常に興味深いお話を聞かせていただきました。
畳という伝統の技や素材の魅力を多くの方に知っていただく貴重な機会となりました。次の世代や異なる分野の方々と共有できるこのような機会は、本当に貴重と思います。


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