今月末に私の母校でもある、石川県金沢市の公益社団法人金沢職人大学校にて手床を製作します。
その準備段階として藁の選別から始まり、薦を編んでいきます。薦を編むにも思うように作るには、藁の重量や編むための重りなど気に掛けなければいけないところが沢山あります。(上図)
編みあがった藁薦(下図)

手床を作るためには、このような藁薦を縦横交互に何層にも並べていきます。
その層ごとに重量配分や薦の編み方が異なり、下図のように大きさや編み方が様々です。

昔の人の作った手床には薦を編まないで、藁を並べているものもありますがそれをするにはかなりの経験値が必要になります。今回は全て薦を編んで製作していきます。
これらの薦を並べての手床製作はまた後日紹介いたします。
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